私の本音が子どもに出てた
こんにちは。
中高生アスリートのカラダの育て直し専門家
西川菜緒子です。
今日は新年初の山作業。
良い匂いがするなと思ったら蠟梅が咲いていて
光のまぶしさに春を感じました。

さてさて。
「やる気が見えない」子どもに
やる気出せ出せと言ったところで
どうしようもないです。
やる気が出ない原因は
*当たり前に何でもありすぎるから。
*欲しがる前から与えられてるから。
この状態で出しようがないんですよ。
多くの親子を見てきたのと
私自身が失敗して
時間かかってしまったので
よけいに分かるんです。
では失敗談のつづきです。
【かく言う私もやってました。】(⇐前回記事)
中学3年になった夏休み。
自分がやらないのを棚にあげて
成績が上がらないのを
塾のせいにした次男にブチ切れし
「そもそも勉強しない人間は
高校行かんでもいいんちゃうの?
そしたら塾なんか必要ない
やめやめ!やめよ!」
と言い放ちました。
親の私が成績下がるのが怖かったから
(それは私自身の生い立ちが関係してます)
この子が欲しがってもないのに
行かせてただけやと
心底自分の本音を理解できました。
次男の方は
「そこまでさせるわけない」と
タカをくくってたと思いますが
それこそ私は本気でした。
減らさないと入ってこない
と本能的に思い塾にもすぐ電話。
次男には
「学校の宿題以外で勉強したいと思うなら
本屋に行ったら参考書や問題集売ってるし
自分で何とかして。」
「自分でどうこうできない人間は
サッカーもする必要ないから。
そんな人間がスポーツしてても
何ももたらさんから。」
と言っておきました。
正直言うと不安でしたよ。
だって中3の夏休みって
「受験に向けての大事な時期」と言われるから。
きかん気プラス反抗期の次男が
いったいどんな反応をするか。
でも私の断固たる態度を見て
いろいろ考えたのでしょう。
まもなく次男はどんな問題集を買えばいいか
相談してきました。
これならできそう、っていうのを選んだらと
アドバイスしたら買ってきて
やり始めたのですが

英語と国語なら見てやれるかも
どこでつまづいてるんやろと
ちょっと覗いてみたんです。
驚きました。
漢字やふりがなの間違ったところを見て。
前回にも書きましたが
次男は小2のときから公文に通わせてました。
でも間違ったところを見たら
次男が何を考えながら
公文に通って宿題をやってきたか
心の声が聞こえてきました。
「めんどい。あ~めんどい。」
そう思いながらやってきたのが
分かる解答でした。
そしてそれは私自身の姿だったんです。
なにせ二人目の子で幼稚園の卒業間際には
私も働きに出たりしたし
上の子は何でも初めてなのできっちりやるけど
下の子にはお菓子でもゲームでも食事でも
手を抜くことが多かった。
公文に行かせたのも長男よりどうも学力が?と
思ったから先回りした。
自分で時間かけて勉強や宿題につきあうとか
めんどくさかったから。
行かせてたサッカーのクラブチームもそう。
ソフトボールのクラブで苦労したので
チーム選びは厳選しようと思ったけど
練習場所も近いし
他に知ってる子も行くし
あの指導者に預けたら
技術も生活面も大丈夫やろう
……
安易に考えてたわけではないし
体験もついていきました。
でも最終的に
そういう本音があったんですよね。
あ~…私の心持ちが
この子の姿勢に現われてたんやと
よくよく分かりました。
小さいときからずっとの年数は取り戻せないけど
何もしないならずっとこのまま。
ちょうど長男は大学進学でもう家を出てたので
次男は一人っ子状態。
なおさら腰据えてこの子とじっくりつきあおう。
と腹をくくりました。
そこからは忍の一字。
「待つ」という親の修行でした。
私が面倒がって手を抜いてきた年月は
そんなすぐに取り戻せるものでもないですから。
本人から「こうしたい」と言ってくるのを
ひたすらじっと待ちました。
そして…
というところでつづきます。
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