成長期だから仕方ない?~オスグッド~
こんにちは。
スポーツ整体トレーナー 西川菜緒子です。
ムシムシする日々に梅雨明け宣言
まだかいな?なんて思いつつも
明けたら明けたで「あっつぅ!!」
って言ってる自分が目に浮かびます。(笑)
さて
今日は久々に「ケガ・故障」の話題。
楽しくプレーしてたのに
小学校の高学年から中学生にかけて
なんかヒザ痛い⇒だましだまし
⇒痛くて動けん
⇒医者に行く

すると
「オスグッド(病)です」と診断された。
え~なんで??!!

「最近、うちの子
上手くなってきたなぁ…💛」
な~んて
よその人には
大っぴらに言えないけど
うれしくてほっぺたユルんでたのに。
そうして
痛いから休む
収まったから復帰
でもまた痛い
また休む…のくり返しが起こると
だんだん心配になってきますよね!
よく見たらヒザの下の骨、
出っ張ってるし!!( ゚Д゚);
さぁさぁ。
ここから二択です。
お医者さんには
「成長期だから仕方ない」と言われた。
「その通り。そんなもんだ。」
「だましだましやるしかない」
そう思ってる人は
もうこの先は読む必要なし。
でも!!
★何でなる子とならない子がいるんだろう…?
★成長期の間はずっとこんな調子…?
★いつまでこんなのが続くんだろう…?

こんな?が心から離れない人は
読んでみて下さい。
何せ私は
「スラムダンクの三井」並みに
あきらめが悪いんです。

(井上雄彦さんの永遠の名作。バガボンドもリアルも続き読みたい)
成長期だから仕方ない…
って言われても
見学する日が続いて
でも休んでばっかしてられない
そうして復帰したらまた痛む…
そんな悪循環とは手を切らせたい。
何とかならんのか?
何とかできんのか?
あらゆる道を探してしまうんです。
「なってしまった」ところまでは
仕方ない。
けれどもその理由を
「成長期だから」って済ませるの
もどかしい。キィ~ッツ!
だって
成長期の人が全員なるわけじゃないから。
きっとその子だけの理由がある。
それに手をつけたら
ずっとモヤモヤしなくて
済むかもしれない。
この可能性を追いかけたくて。
…ということで
オスグッドって何なのか
分かっておいてほしいので
カンタンに説明します。
仕組みを分かってると
これから起こる
「成長期だから仕方ない」を
減らせる可能性も大きくなるから。
まずは骨と筋肉と腱、靭帯の関係。
(漢字ばっかで引くけど
ほねときんにくとけん、じんたいのかんけい
も読みにくいし
骨と筋肉、けん、じんたいの関係
って書いてもいまいちなんですよ~)
骨は一人では動けない生きもの。
しっかりしてそうで
そんなことないお坊ちゃんタイプ。
それゆえお世話してくれる
「取りまき」連中がいますが
それが筋肉や腱、靭帯です。
この取りまきの筋肉が縮んだり
伸びたりして
骨同士のつなぎ目=関節の
「曲げ伸ばし」が起こりやっとこさ動けます。
関節の曲げ伸ばしを担うのが
筋肉や腱なら
関節が動きすぎないように
安定を担ってるのが靭帯。
腱は筋肉が骨にしっかりくっつくのに
変異したもの、
靭帯は骨と骨を強力につないで
安定させる極太テープみたいなもの。
(って思っておくといいです)
成長期=背が高くなるときは
骨から伸びるのですが
脚の長い骨がぐぃ~んと伸びる
⇓ しかし
取りまき連中の筋肉や腱が硬くて
骨の伸びに追っつかず
硬い筋肉や腱がくっついてる骨が
必要以上に引っ張られて
おかしくなるのが成長期の故障です。
ヒザの場合は
ヒザを曲げ伸ばしする太ももの筋肉が
あんまり伸び縮みできない。
太ももの骨は長くなったのに
太ももの筋肉や腱は
長さに合った動きができない
⇓ そこに来て
ヒザの曲げ伸ばしの回数が多かったり
ヒザにばっかり体重(力)がかかると
カッタい筋肉(腱)が疲れて
もっとカタくなって伸びてくれない
カッタいまま
ヒザの下の骨まで引っ張って
その骨が剥がれそうになって
イタタタタ!!
っていうのがオスグッドの仕組み。
ヒザの下の骨なんかね
あんまり(膝蓋腱ごと)引っ張られて
剥がれて薄くなる恐怖感から
「自分が頑張らなあかんのちゃうか?」
って健気にも出てきます。
でも頑張って出っ張ったとしても
そこって元々そんな骨は
無くていい箇所なので当たったら痛い。
(オスグッドの子が
正座できないのはそのため)
*むっちゃ急に骨が伸びる
*骨の伸び率に筋肉や腱が追っつかない
*剥がれるほど骨が柔らかい
(特に骨の端っこは
今から伸びるぶん柔らかい)
ぜ~んぶ成長期だから仕方がない。
ってなるのですが
最近はなる子の数が多いんですよね~
しかもそんなキョーレツな
練習量じゃないのに起こります。
しかも、こういう故障って
オスグッドだけじゃなく
もっとひどいのになると
離断性骨軟骨炎っていう
ヒザの軟骨が剥がれて
最低半年は休まないとダメ…
ヘタしたら手術しかムリ!
みたいな
悲劇的な故障も起こりかねない。
オスグッドになる子が
男子の方が女子より多いのは
筋肉の割合が多く硬くできてるから。
(女子は赤ちゃん産んで
育てるようにカラダが作られてるので
もともと柔らかめなんです)
でも男子だって
なる子・ならない子がいます。
その違いはどこに?
西川の長年の観察によると
オスグッドになってる子は
たしかに急激に伸びて
中学に入る頃すでに170㎝超えそう…!
って子が多い。
しかも全員が
「スネの骨が長い!!」(笑)
いや、スネの骨が長いから
背も高いのですが
「そう見える」というのが特徴。
なんで見えるか?というと
足首があんまり曲がってない上
足が外向きで
つま先で歩いてるんです。

実はこの特徴は
背が高くなくても一緒。
つまり足を外向きにして
つま先歩きしてる子に
オスグッドは多いということ。
こういった特徴があるのに
お医者さんに行くと
ほぼ100%の確率で
ヒザ上の前もも(大腿四頭筋)が硬いから
ストレッチしなさいと言われます。
ず~っと治らないまま
中学3年間
過ごした子もいました。
前ももだけじゃなく
後ろもももって(「も」の早口言葉みたい!)
ストレッチしてますが
「いつの間にかおさまった」日が来るまで
堂々巡りの状態は
たいして変わりません。
だって
「足外向きのつま先歩き」まで
改善できないからね~
「いつの間にか」の「いつの間」が
短かったらラッキーですけど
運任せって切ないですよね。
ってまた長いので次回につづく。
ここまで読んで下さって多謝です!
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