元には戻らないことに光がある

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整体トレーナー 西川菜緒子です。

 

わ~い。
気忙しさが楽しい師走になりました。

 

寒いと硬くなりがちですが
「何かと衰えを感じるけど、何をどうしたらいいか」
がテーマの第四弾です。

 

 

今日の話も私が経験した実録です。

「変形性膝(ひざ)関節症」と診断され
一生正座できないんじゃないかと悩んだけど
きれいに復活できたので
いまヒザで悩んでる人の参考になるかと思います。

 


 

昨年の夏のこと。
早朝に氣持ち良く10㎞走った後、
6年ぶりに右ヒザに違和感を覚えました。

 

「ん?なんか痛い?」
筋疲労じゃなくピリッとした痛みです。

 

なにせほら、近年は
「若いときよりずっと動ける♫」
「すっかり医者要らず♪」を自負してたので
認めたくありませんでした。

 

そこでアイシングやセルフ整体、
㊙テーピングで対処を続けたけど
どうにも取れないんです。痛み。

 

良くなったかな?と思ったらまた痛める。

そもそも痛めたきっかけは分かってました。
サッカーチームで50女ならやらんでしょ!
みたいなエクササイズを実演したから(笑)

 

(※きっかけ原因はちがいます)

 

コンクリートの上にこんな感じに手をついて
脚を交互にすばやく入れ替える…!
なんてことをしたのです。

 

このときはまだ自分が
関節をきしませやすい更年期世代で
股関節の内にねじるクセがあったことを
イイ気になって忘れてました(悲)

 

本来はねじれないヒザをねじれさせ
そのまんま硬い地面に何回も打ち付けた…って
問答無用の拷問をわが身に強いてたようなもの。

 

(そりゃあ痛めても仕方ない)

 

ところがこの時の私、
6年ぶりの痛みよりショックだったのは
自分が良しとして信ずるやり方が
間違っていたのか?という点でした。

 

痛みが取れない人をサポートする私が
痛みが取れないってシャレならんよね?(泣)

 

このときの私は「痛みを取りたい!」
「とにもかくにも治したい!」
そんな思いに囚われてたのです。

 

そうしてまだタカをくくってるうち
正座ができなくなって
床から立つ座るにも苦労するようになりました。

 


 

昔はピリピリ足がしびれて嫌いだった正座が
背骨が調って骨盤も良い感じになり
私にとって楽な座り方に変わってたのに。

 

 

どこかのお店でO-60代の方たちが
「イスじゃないとムリ」と座敷を避けたがるのを
おヒザ、大変ですね…なんて思ってたのに。

 

思いっきり当事者になってる…(泣)

 

できてたことができなくなってる。
ツラ(辛)!!

 

第一、こんな痛みが取れないからだで
施術するなんて自分のポリシーまで崩壊する…

自己流では限界が来てるんだ…
これはもう信頼できる人に頼るしかない…!

 

そこで意を決してコロナ下だったけど
師匠の一人N先生に連絡を取りました。

 

(N先生とは私のトレーナー人生の導師。

西川こんな人⑥師と出会う
⑦やっとスタート地点に
⑨迷宮からの脱出に出てくる方です)

 

ありがたいことに先生も
遠路うちまで出向いて下さって
私の機能チェックをしたうえで
施術をし運動を教えてくれました。

 

(自分の実習にもなる有難さ200%)

 

これでかなり良くなってホッとしたのに
翌日なんと私はオロカなことをして
また痛めてしまったのです…!!

(内容は割愛)

 

お~ろ~か~も~のよ~!!♬(ショーケンぽく)

って自分に歌ってる場合じゃない。

 

あかん、ずっと避けてたけど整形外科に行こう。
西洋医学の力も借りよう。

 

自分のこのヒザの痛みが何なのか
ちゃんと知った方がいい。

 

そこで大阪の整形外科に行き先生に
「ひっさしぶりやね~!どしたん?」と
言われながらレントゲン撮影…

 

診察室にふたたび入ると
「西川さん。これね。変形性膝関節症よ(笑)」

 

え…?!へんけいせいしつかんせつしょう…?
靭帯損傷じゃなくて?

 

力なく食い下がる私に先生は
レントゲンを見ながら説明し

「ま、お歳ってことですね…!!(笑)」

 

ガ~ン!!

 

いやほんとマジで心の中はこんな感じで
診断名に打ち砕かれそうでした。

 

だって靭帯損傷じゃなく
高齢女性の多くを悩ませている「変形性膝関節症」…

 

弓みたいに脚の形が変わっていって
いつでも痛い痛いってシップ貼って
ヒアルロン酸注射ばっか打ってるアレに私も…?

 

しかも50代前半でそうなった?
体重増えたから?(それはごもっとも)

軟骨すりへるばっかなの?私?
ヘタしたら70代で人工膝関節?

 

先行きの現状をよく知ってるだけに
暗澹(あんたん)」「悲壮」なんて単語が
次々と私を取り巻きました。

 

帰り道、父のお墓参りに寄ったら
水回りのところでブレスレットを落とし
高速に乗りかけで引き返し

地元に帰ってきてから
普段は停めない駐車場で脱輪し
右の前輪をパンクさせてしまいした。

 

(ちなみに痛めてたは右のヒザ。
どれだけ心とからだが連動してるか)

 

しかし、レントゲン写真のおかげで
すっかり目が覚めたのです。

さぁどうやって治ったのか?

つづく…!

 

 


 

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Posted by 西川菜緒子