完結編:元には戻らないことに光がある
こんにちは
整体トレーナー 西川菜緒子です。
先だって誕生日を迎え
2年ぶりに帰国した長男もまじって
お祝いしてもらいました。
(店内が寒くてコート着たままの私(笑))
では前回のつづき
「何かと衰えを感じるけど何をどうしたらいいか」がテーマの完結編です。
①身体を良くするのにまずすべきこと
②自分はまだまだ大丈夫?!
③運転中の猛烈な眠気をさました方法
④元には戻らないことに光がある
なかなか治らなかったヒザの関節症が
どうしてきれいに治ったのか。
「ヒザ痛は己の傲慢さを疑え」
と言われるように私の場合も
GOMAN(傲慢)さが鍵だったので
良くなったポイントと併せて検証しますね。
「何をどうしたら」のヒントになるはずです。
その1)我流で何とかしようとするのをやめた
かつて数々の治療を受けてた私が
6年以上も医者知らず。
たいていのことは自分で治せるから
それで万々歳と思っていました。
でもここがGOMANその1!
結局それではラチが明かなくなって
師匠たちを頼り、整形外科も行ったことが正解でした。
我流ってよく言ったもので
セルフでするケアや整体ってエネルギー的にも
自分の流れしかないんです。
ほら、川でも流れが強いところと
岩に詰まって澱むところがあるでしょう?
(大宇陀の川。あんまり暑くて涼んでいます)
でも、風や雨や何か外からの刺激があると
一気にきれいに流れますよね。
師匠たちにさわってもらって
他のエネルギーで流れたのが分かったとき
我流の限界を感じて一人で解決しようとするのを
やめることができました。
その2)老化現象を認めて現実(真実)を見た
整形外科を受診したのは違和感を持ってから
3カ月も経ってのことでした。
車で1時間以上かかる病院に予約を取って
行くことそのものが面倒だったり
病名(診断名)って1回付けられると
その名前に縛られるから抵抗があったり
近年は西洋医学への偏見もあって
気が進まず総じて億劫だったんです。
面倒&抵抗&偏見&億劫、
これら全部、オトロエ(老化)道のど真ん中。
そうした老化現象を認めてなかったのが
GOMANその2。
私には透視能力はないから
しつこい痛みの正体を教えてもらいたい。
謙虚にあきらめて受診し
老化による(更年期女子あるあるの)
ヒザ関節症という現実を直視できたことで
治していく道が開かれました。
その3)ストレッチや筋トレへの偏見を見直した
私はかつて一般的なストレッチや
筋トレを指導してた正統派でした。
(部位を意識して20秒伸ばす、
動かすときに息を吐く、鍛えて強くする、など)
ところが自身や現場での経験から
それらの弊害を感じることが増え
しない方がいいと否定的な見方をして避けてました。
(まだ正統派のストレッチを指導してた時代)
この否定こそがGOMANその3!だったのですが
今回のことでストレッチも筋トレも
それぞれ「あること」に留意すれば
衰えスピードがハンパない中高年には
どちらも有効で必要だと考えを改めました。
どんなことも検証や研究のタマモノ。
弊害よりも良いところを見よう。
今の私だからできる意味の捉え方をもとに
やり方を工夫をしてみたら
質や効果を変えることに成功しました。
その4)できてるつもりでおざなりになってた
からだを良くするのに大切な
「呼吸・足ケア・感覚の修正・背骨の運動」を
ついついおざなりにしてしまってました。
1つ1つ丁寧にやり直してみたとき
痛みが散っていくのが分かり自分で驚きました。
効能を自分で再確認できたのは救いでしたが、
もう6年してきたし人にも教えてるからと
できてるつもりのついついGOMANだったんですね。
そして次の項目が
最後までしつこく残っていた痛みが
きれいに取れていった最大のポイントです。
その5)からだへの征服欲と過去への執着を自覚した
今だから分かるのですが
痛かったときの私は
「痛みを取りたい」「元に戻りたい」
そればっかり思ってました。
老化によるヒザ関節症と診断されてからは
「このまま老いて変形するなんてイヤだ」
「なんとか阻止したい、どうしても治したい」
それこそ四六時中、ヒザのことを考えて
治す方法ばかり探してた…
と言っても過言ではありません。
ここがGOMANその5でした。
2回目の受診で
レントゲンに写った骨棘を見たとき
(⑤元には戻らないことに光がある2)
痛みをなくしたい、元に戻りたいって
自分の希望(都合)を一方的に
からだに押し付けようとしてるだけだ、
今のヒザの言い分に耳を貸さず
上から目線で言うこと聞かせよう、
征服しようとしてたんだと気付きました。
正座ができなくなった自分
階段を駆け上がれなくなった自分
神社参りが辛くなった自分
実演する内容を選ばざるを得ない自分
(熊野本宮大社にて。下りは特にピリピリ痛い)
どんどん老いて衰えていく自分。
そこにフォーカスすることは
過去にできていた自分ばかり見て
現在の自分を否定してたのと同じ。
言わば今を生きていない。
むっちゃ過去に執着してる。
否定される人は力を削がれる。
それが分かってたのに自分は自分にそうしてた。
あ~私のGOMANはここにもあったか。
自分の傲慢さや執着に気が付いたとき
思わず笑えてきたのです。
おーまーえーは あーほーか
(関西人なら分かるツッコミ 笑)
笑ってしまったときに憑き物が落ちたのか
残っていた痛みがなくなっていきました。
ドクターにも診断名を取り消され
やがてある考えに行きつくことができました。
私たちは生き物だから老いるのです。
生き物として健康だから衰える。
細胞は古くなり消滅して減るし
閉経して関節も硬くなり太りやすく
血管障害のリスクも上がる。
でもそれも生きている証拠です。
生きているから毎日が新しく
元の自分なんていないのです。
だから元通りにならなくて当たり前。
むしろ
元には戻らないことに光がある。
(伊勢神宮にて。しゃがめるようになった頃)
生きている限り老化して衰える。
何もしないと何もできなくなる。
けれどもそれも考えようによっては
初めて体験する新しさに過ぎません。
毎日毎日、「新しい私」になってる。
しかもこの先、どんな私になって
どんな道を歩くかは自分で選べる。
私たちには老いるほど生きてきた年月、
経験があるから知恵を出して工夫ができる。
衰えを悲観したり老いた未来を恐れる前に
もう自分は歳だからとあきらめる前に
新しい自分とのつきあい方を探ればいい。
そのためにできることって沢山あるのです。
(ヒザ痛が治ったポイントだけでも
5つあった=ヒントが5つあるということ)
あなたも私も毎日「新しい私」です。
フレッシュなオトロエ道の楽しい歩き方を
工夫していきましょう!
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