スポーツって何なんだろう
こんにちは。
中高大生アスリートのカラダの育て直し専門家
西川菜緒子です。
またコタツの話かと思われそうですが
明日に出そうと決めました。(^o^)

(出したかったら早よ出せ~)
さて。
今日はまたケガした選手の話です。
前に関わりがあったチームの女の子が
大ケガをしたと人づてに聞きました。
アキレス腱の再断裂。

胸が張り裂けそうになりました。
そのチームには月に1回あるかないか
要請があったときだけ行かせてもらう、
そういう関わりでした。
それでも彼女が
「切ないほど頑張り屋」なのはすぐ分かったし
チームの環境や練習内容が
それを助長するのも知っていました。
再断裂しても仕方なかった。
今こうやって書いているだけで涙が出そうです。
(ケガや再発の身体的要因については
また別の記事で書けたらと思います)
矢も楯もたまらず
数ヶ月ぶりに連絡を取ってみました。
そしたらね。
彼女の返信がこうなのです。
「わざわざすみません。
またやってしまいました。
明日から○○(大会)が始まりますが
チームに迷惑しか
かけることができてないのが現実です」
スマホの画面を見てボロボロ涙が出てきました。
あまり詳しく書けないのですが
挽回せざるを得ない、そんなチーム状況でした。
自分たちが頑張らないといけないんだ!
何とかして挽回するぞ!
よっしゃ!みんなで頑張るぞ!!
そんな流れの中
最高学年でないのにキャプテンを担っていた彼女。
誰よりも率先してきつい練習もこなし
時にはきついことを言う役目も
甘んじて受けていました。
そんな彼女を遠めに見ていたある日のこと
「肩の力がどうしても抜けなくて痛いんです。
マッサージしても何をしても取れなくて。
どんなことをしたらいいですか?」
と相談してきてくれました。
彼女の肩の力が抜けない理由は
カラダつきやメンタル面を考えると
容易に推測できました。
(だからマッサージやストレッチでは
取れないんです)
ふつうの選手なら効く整体をかけても
なかなかガチガチが取れなくて
ちょっとアプローチに工夫をして
やっとのことで変なこわばりが抜けました。
そしたらすぐウェイトトレ室に行って
帰って来てからこう言うんです。
「これまでの最高の重さ(バーベル)上げれました!」
「そんなんしたら整体かけた意味ないや~ん( ´Д`)」
と私が言ったら
申し訳なさそうに黙って笑ってて。
きっと
「キャプテンである自分が
ウェイトトレーニングをしない」
選択肢は彼女になかったのでしょう。
そんな彼女が
春のリーグ戦で昇格が見え出した頃
アキレス腱を断裂。
自分は動けない個人的な気持ちは封印して
早々に退院しチームの応援に回り
一所懸命にリハビリして復帰。
そして今また断裂。
自分のカラダを痛めてもなお
「迷惑をかけてしまってる」と思う。
かつての長男もそうでした。
その時の親としての自分の気持ち。
トレーナーとしての彼女を思う気持ち。
親みたいな年齢の私が彼女を思う気持ち。
いろんな感情がぐわ~って今、ないまぜになってます。
ケガや故障はパターンはちがっても
「もうこれ以上無理!」が
カラダのどこかに生じて起こります。
千切れたり、折れたり、はがれたり、つぶれたり。
本人が頑張りすぎたから起こるの?
本人のケアが足りなかったから起こるの?
本人の注意が行き届かなかったから悪行きしたの?
ううん。ちがう。
決してそれだけじゃない!
「スポーツの光と影」で言うなら
こういうケガはまさに影の部分。
チームの事情。
信じて疑わない価値観。
集団の意志。
心の無理があることに
本人は気付きたくないから気付かない。
気付いてしまったら
集団の意志から外れざるを得ないから。
外れてしまったらそこには居られない。
けれども心の無理があるから
カラダにも無理が起こるって私は思う。
スポーツの世界では
辛いことに耐えられる精神性が賞賛されます。
しんどいことをやり抜いた。
この積み重ねが
本番で自分を信じられる縁(よすが)になって
プレー中も支えてくれる。
私もランナーの端くれだから分かります。
逆境をのりこえて
皆で一丸となって勝利を手にし
目標を達成した瞬間は
この上ない喜び、光に包まれるでしょう。
でもその一方でカラダに傷を負う選手が出る。
心の無理がカラダの傷を生じさせる。
時としてカラダを動けなくしてしまう。
勝つためにひたすら努力してきた。
みんなで頑張ってきた。
ケガする選手は可哀想だけどある意味仕方ない。
そうした価値観が当たり前の現場がおかしい!。
スポーツって何なんだろう?
元は何でしてたんだっけ?
光ばかりがクローズアップされ
こうした問いかけが
競技スポーツの現場では置いてけぼり。
本当は身体的なリスク以外に
再発を防ぐ精神性や価値観が現場に必要だと思う。
スポーツ現場の価値観が変われば
こういう選手を一人でも減らすことができるのに。
でも価値観が変わるのを待っていられない。
選手でいられる時間には限りがあるから。
どんどん過ぎていくから。
チームの練習の質を
自分でこっそり変えられる私のプログラムが
こうした現場の現実に苦しむ選手と
子どもと同じように苦しむかつての私みたいな親御さんに
届けられたらと願わざるを得ません。
ここまで読んで下さって有難うございました。
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