ねんざを軽く見るなかれ!

スポーツ現場, ブログ

こんにちは。

スポーツ整体トレーナー西川菜緒子です。

 

所用で東京に行ってて
更新が空いてしまいました。

 

長男が帰宅した際にここぞとばかりに
二階からコタツとストーブを
持って降りてもらったら
やっぱり温い!最高!コタツ!!(>₀<)


(猫たちも喜んでいます(^O^))

 

さて。
スポーツ現場で一番見るといってもおかしくない
ケガは捻挫(ねんざ)

 

漢字の通りひねってくじく
「足をぐねった」「ひねった」なんて言います。


ぐねったな…くらいならダマしダマし
やれてしまって
その間に治ってしまったように思います。

 

だから選手自身も周りの大人も軽視しがち。

 

しかーし!!

ねんざを軽く見るなかれ。

 

後に及ぼす影響が思いのほか大きいので
軽く考えないで欲しい!

 

うちの長男は高校のとき
リーグで優勝したい・得点王になりたい
という目先の目標に心を取られ

 

ねんざしてたにも関わらず
テーピングして出てたがために
(得点王にはなれましたが)

その数年後
大学で巡ってきたチャンスを
逃すことになりました。

(タラレバはないけど
今の私ならさせないのになぁ)

 


 

ねんざにも種類があります。
(一番多いのは
外側を痛める内返しねんざ)

 

あと傷の度合い(重症度)も3つあります。
詳しく知りたい人は
医療系のサイトで見て下さい。
(あっさり丸投げ!)

 

 

どのねんざも知って欲しいのは
足首がどんな風になってるかということ。

 

⇓ 皮膚を剥がした状態。⇓

 

赤のを見てもらうと分かるように
細かったり小さかったりする骨同士を
テープのように帯がつなぎ留めてます。

 

 

白い包帯みたいなのは支帯と言って
足首につながる骨や

かかとの骨を巻くようにして
やわらかく支えています。

 

 

この白い包帯=支帯を取ると靭帯が出てきます。

 

赤でマークしたのが靭帯(ジンタイ)。

 

靭帯は
骨と骨をつなぎ合わせて固定させる役目。

 

え~!この靭帯なくなったら
骨と骨だけになるやん!!

ってまずは理解しておいて下さい。

 

(ちなみに腱(ケン)は
筋肉が骨にくっつくために
強く硬くなったものみたいなもの)

 

硬さで言うと
骨>靭帯>腱>筋肉とイメージして。

 

イラストを見たら分かるように
足首まわりの骨は
小さな色んな靭帯という
強力テープでつなぎ合わさっている。

 

ちょっとだけ切れたか
けっこう切れたか
完全にブチ切れたか

 

特に脛(すね)の骨2本(脛骨と腓骨)と
それを受け止める器=距骨(キョコツ)を
つないでいる靭帯が傷ついてしまったら?

 

そもそも足👣は
上半身の重さと骨盤から下(脚)を
受け止める役目をしている存在です。

 

上半身の重さを想像したら

「むっちゃ重いんちゃうん?!」

ってわかりますよね。

 

 

重症度はちがうにしても

足部の骨同士を
くっつけ支えている強力テープのどこかに
傷が入ったり
切れてしまった状態がねんざ。

 

 

支える役目のテープが
裂けたり切れたりしたら

支えられてた部分は
不安定になります。

 

ここでさっきの硬度を思い出して下さい。
骨の次に硬かったですよね?

骨>靭帯>腱>筋肉

 

しかも靭帯=強力テープは一度切れると
一人で再生できない
組織と言われてます。

 

(周りの組織が再生して
機能を補ってくれる程度)

 

だからちょっとした痛みでも
再生するための時間を
カラダに与えてあげて下さい。

 

再生する時間を
与えない選手の中には
「ねんざグセのある」選手に
なっていく人もいます。

 

(現代っ子はそうなる確率高いし

ケガの多い選手は
あてにならない選手として
指導者の信頼が遠のきます)

 

ねんざグセがある選手がよく言うのは
「靭帯が伸びたままになってるって言われた」。

 

その「伸びた」を
みんなだらしないゴムみたいに思ってますが
こうなるから伸びると分かってほしい。

 

要は千切れかかったまま
伸びてるってことです。

 

「テーピングで固定して
プレーを続行しながら治していけばいい」

なんてドクターや選手がいますが
すごく乱暴な考え方ですよね。

 

特に育成期は
まだまだ骨が伸びる時期だから
超絶デンジャラス!

 

ねんざするときは
相手に後ろから足を削られたとか
(サッカーに多いパターン)

上から乗って来られたとか

 

自分の重さ以上の力が加わって
起こる場合もあるし
自分一人で「あれ?」的に
起こる場合もあります。

 

きっかけは何にせよどんなケガも

なぜそこに起こったのか?

この視点がないと繰り返したり
他のところに出る憂き目にあいます。

 

ではまた。
ここまで読んで下さって多謝です。

 

 

 

Posted by 西川菜緒子