本当は自分の誇りのために
こんにちは。
スポーツ整体トレーナー 西川菜緒子です。
今日はちょっとマニアックな話。
昨日は受講してくれてる選手との
2か月ぶりの対面セッションでした。
オンライン(3分間トレーニング×30日)で
毎日やりとりしてたものの
生身の彼は予想通り
見た目に進化してて驚かされました。
始めた頃は「細っこくて薄い」
カラダつきの選手だったのが
より立体的に厚みを増してて
しかも日焼けして(笑)精悍そのもの。

(指の間の白さが彼の地色。裏と表と色がちがう!)
毎朝、近くの誰もいない公園に行き
1人でトレーニングして
ランニングして…って続けてたそうな。
脚にも良い感じの筋肉がついて
さわってても全然違ったし
自分でも「変わったな」と感じられるそうで。
(それ、すごいよね)
チームの練習も再開してるので
内容を聞いてみたら
(※大事なカラダを
つまらんチーム練習で
壊されないよう確認してる)
カラダを慣らすために
けっこう走らされたとのこと。
「どうやった?」と訊くと
チームの中で1、2を争う速い子たちと
いっしょのペースで平気だったとのこと。
(この学年は40人くらいいて
これまでは遅いグループだったそうな)

おっしゃ~!!
って思いましたね、私。
だってね。
スピードや瞬発力は
持って生まれたものに左右されるのですが
(先天的な
筋繊維の割合のちがい)
持久力はちがう!

持久力は
そのための練習さえすれば
ぜったい手に入る能力。
やった者だけが
手に入れられる能力。
しかもみんなやりたがらない。
やりたがらないのは
走る=しんどいこと+めんどくさいこと
…と思ってるから。
これまでの指導者に
そう思わされてきてるし
親も走る=しんどいって
思い込んでる人が多いから
その価値観に感化されてしまってる。
やらない人が多いなら
やってどんどん差を開けようぜ!
って感じで
この自粛期間はチャンスだったんです。
気の毒な話ですが多くの選手は
(指導者も同様かな)
走ったら体力がつく=良いことある
=パフォーマンスが上がる
っていう漠然としたイメージしか
ありません。
どんな場面でどんな風に
走ったことが生きてくるか
選手はもちろん分からないし
指導者は具体的に
説明もできないんです。
だから走ることに
モチベーションもあがらない。
走り方もね、
長い時間、長い距離
やみくもに走ったところで仕方ない。
持久力と言っても
いろんな持久力があるし
ハァハァ、ゼェゼェばっかでも
今どきボディの選手たちは
ケガのリスクも高まるし
(実際、そんな走り方で
重い故障をした選手もいました)
毎回そんな走り方してたら
誰だってイヤになる。
そして
スポーツ現場では見落とされてるのが
持久力=持ちのいいカラダは
ムダな動きをしないカラダでもある。
ってところ。
だから
持ちのいいカラダにしつつ
競技で必要とされる要素を満たし
選手の心とカラダの
現在地に合った方法で走るとね。
変わる。
進化する。
でも
私がこんな話をすると
「え?ランなんて
持久力や忍耐力がつくからでしょ?」
という大人も多いんですよね。
ちが~う!!
もちろんその力はつきますよ。
でもそんなんのために走りたくなる?
なりませんよね。
「しのごのリクツ垂れてんと
言う通りに
走ってみたらええんじゃ!」
なんていうノスタルジック昭和な
指導者もいます。
ま、きっかけはそれでもいいです。
(私はやらんけど)
「とにかく」っていう
我を置く行為も必要だから。
でも「いつしかやらされてる」
にならないよう
細心の注意を払ってあげるのが
指導する人間の「本分」のはずなのに
できてない人だらけ。
私に言わせると
走るという行為は
自分の誇りのためにする
そういう行動です。
誇りのためにやってるから
誇らしくなってくる。
そして走ることに限らず
スポーツってそういうものだと思う。
だからどうやって
誇りを持たせるか?ってとこから
手をつけると「健全」です。
※健やかを全うする
⇐これ満たしてるスポーツ現場が少ない
だって
誇りのない人間なんていないから
「どこにあるか?」を
見つけたらいいだけ。
誇りが見つかれば
自分に必要なものが自然と分かる。
必要だからやるんだって思える。
色んなトレーニングを
自分から身につけにかかるようになる。
だからやみくもに
努力しろ、がんばれ
って言ったってしょうがない。
(みんな努力=美徳と考えすぎ)
しんどくても終わった後に
あ~気持ち良かった!てなったら
「またやりたい」って思えるし
そうできるものなんです。
そういう意味で考えたら
指導者本人に
「オレの誇りって
どこやったっけ?」
と現在地から知ってもらうのが
一番いいのかも。
ではまた。
ここまで読んで下さって多謝です!
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