西川こんな人①/モヤモヤ自分探し時代
こんにちは。
整体トレーナー西川菜緒子です。
50超えて女でスポーツトレーナーもしてるって
珍しいとよく言われます。
そんな西川が
「今なぜこんな仕事をしているか」
「どんな経歴の人間なのか」をたどる
自分語りシリーズです。
私はバブル期に女子大生だった昭和育ちの人間。
「いい学校行ったら、
いいとこ就職できて、
いい人と結婚できる。
だから勉強せなあかん!」
と本気で信じてた母親に育てられました。
父親は広島原爆の生き残りで
身一つで始めた商いを軌道に乗せ
本当に優しい娘思いの人でした。
「女じゃからいうて
それを言い訳にするような
生き方だけはせん方がええよぉ。
とにかく、人に騙されてもつまらんから
本は読まにゃあいけんね」(広島弁)
なんて言うようなひらけた考え方で
育ててくれました。
母親の言う「いい」って一体なにその価値観?!と
今でもツッコミたくなりますが(笑)
その価値観と時代のおかげで
小さい頃は「良妻賢母」に憧れてましたが
高校生になる頃には
その手の思想にすっかり嫌気がさして(笑)
父親と姉の影響と時代の変化から
「自立した女性」志向に変換。
その姉は頭が良くて努力家。
校区で偏差値トップの高校から
心理学を学ぶため社会学部に進学してましたが
私の方はモヤモヤして暮らしていました。
今から思えば職業や仕事なんて
ありとあらゆる分野があるのに
「お医者さん」「お店屋さん」「商売人」
「サラリーマン」「画家」「ピアニスト」
「ファッションデザイナー」
「学校の先生」「事務員さん」
みたいな感じでしか職業が思い浮かばず
【なりたくない】 or 【なれそうにない】
という発想しかなく
自分は何になりたいか?が
まったく見つけられずにいました。
「自立した女性」とは
「自分で稼ぎ生活できる人」。
そこにプラスして
「自分の好きなことで稼げる」
要素も入ってきてたのですが
はてさて何に???
自分の好きなことって何なんやろ???
考えると
モヤモヤが一層濃くなってました。
モヤモヤしてるわりに
恋愛や友達関係、行事を楽しむ
ぺらっぺらな学生生活。
勉強も苦手だった理系は早くから捨て
好きな文系科目で
高得点を取るための勉強しかしない。
当時は
「高身長・高学歴・高収入」の三高が
結婚相手として最高だという価値観や
ブランドものや毛皮を着たり
高級車を乗り回したりが
「トレンド」で「ステータス」な時代。
大学進学先を決めていく段になり
絵や音楽、スポーツ、
何か得意な技能があって
志望校を見つけられる人がうらやましかった。
でも得意な技能もなく
好きなことも思い浮かばず
何になりたいかも見つからず…
しかし決めねばならない。
せめて「好きなこと」をと思って
太宰治、萩原朔太郎、
中原中也、坂口安吾の全て読破する
そんな分かりやすい文学少女(!)だった私は
国文学科に進もうと決意。
偏差値命!時代の受験勉強は
人並みに頑張りましたが
そんな動機で入った大学だったので
結局またモヤモヤしながら
バブル時代の女子大生として過ごし
何も見つからないまま就活突入。
いまの私が人事の人間だったら
「こんなコ、別に要らんわ」
みたいな学生でしたが
空前の売り手市場だったため
内定はもらえました。
(しかもなんと畑ちがいの証券会社!
株の売買できる資格も取って
一回も使わないまま辞めたっていう…)
就職したものの営業が肌に合わず
3ヶ月で転職。
バイト先で知り合ったオットと色々ありつつ
4回生の冬に出た結婚話が
ものすごい勢いで決まりました。
母親が気質的に難しい人で
夫婦円満な家庭ではなかったため
「家庭」というものに
一切のあこがれを持っていなかった私。
それでも
当時はオットが好きだったし
母親のいる家から出れることが嬉しくて
24歳の誕生日を迎える1ヶ月前に挙式。
3年ぐらいは
共働きで楽しもうと思ってたのにすぐ妊娠し…
結婚した翌年に長男出産。
その4年後に次男出産。
結婚から6年くらいは
ジェットコースターのような日々を送りました。
(もう一回やれと言われたら絶対に断る)
子育てと家事、嫁としてのこもごも。
狭い世界のなかでの
日々が過ぎていきました。
田舎だったため
「公園デビュー」なんてどこの話?
といった感じで
心許せるママ友もおらず
しゃべる大人がオットだけ…
何ていう日が当たり前でした(あぁ孤独!)。
最近はSNSに多くの育児年代の人が
悩みや主張を開示してますが
あの手の発信を読むと
孤独だった当時を思い出して
「キュン」と苦しくなるくらいです(笑)
(まぁそれはそれは色々と悩んでいましたね)
当時の私の楽しみは
月刊誌「ひよこクラブ」を読むこと。
子育て関係の本は
暗記できるほど読みまくって
実践してましたかね(なにせ凝り性)。
いちばん大きな影響を受けたのは
「心の基地はお母さん」シリーズ。
育った環境や義父母に合わそうとして
誤っていた自分の育児観を
根底的に覆してくれた本でした。
お母さん側に寄り添うスタイルの
育児本ばかりだった中で
子どもの本質に焦点を当てていて
目からウロコぼろぼろ。
この本の中で説かれる理想の子育ては
かなりの忍耐を強いられるので
なかなか完璧にはいかなかったけど
子どもに対するものの見方が
それまでとまったく変わりました。
そんなこんなで暮らしていたある夜
オットと子育てのこと、
お金のことで口喧嘩になりました。
このとき衝撃的な一言を投げかけられ
私の人生は
大きなターニングポイントその1を迎えるのです。
つづく
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