人に任せてばかりいると

なかなか取れない痛み

ケアしているのに効果が見えてこないとき
なんだかイヤになりますよね。

 

 《ケアの成果がなかなか出ない4つの理由

 

結果が出ない理由を具体的に言うと

 

1. 人任せ・道具だより

2.我流、セルフケアを頑張っている

3.すぐに結果が出ないと色々試す

4. 痛みを征服しようとしている

 

この4つのうち、
たいていは2つほど重ねてるので
ますます効果が出にくいです。

 

では今日は1つめの

 1.人任せ・道具だよりについて解説しますね。

 


 

 

人に任せる、道具に頼ることは
決して悪いことではありません。

 

痛みが強すぎるときや
心の活力が出ない段階では

人や道具にお任せする、
お願いすることの方が大事です。

 

たとえば
脚を骨折したら、病院に行って
ギプス固定などの処置をしてもらったり
松葉づえを使いますよね。
痛くて動けないときは休めばいいし
その上で施術でも道具でも何でも
身心ともに癒してもらえばいいのです。
さきほどの骨折で言えば
ある程度治ってきたらギプスを外し
皮膚や関節を開放する必要があるし
松葉づえに頼ることなく
いつかは自分で歩く必要があります。

普通の感性が育っていたら
ギプスはかゆくて重くてイヤになるし
松葉づえは脇が痛いし面倒です。

いつまでもつけていたら
左右差がひどくなるし
使えない筋肉がどんどん痩せて
立って歩くのすら大変になる。

いつでも人任せにしたり
道具だよりにしている人は
こういった感性を鈍らせていき
歩けない自分をどんどん作っていくのです。

まるで母親がわが子を
過保護にして依存させていくように。

マッサージやメンテナンスは
人や機会にお任せ、
癒してもらうの大好き…!

なんて言って
ず~っと自分で何もしない人は
備わっている感性や主体性や自立心を
どんどん鈍らせていってます。

どこか痛みが出た最初のうちは
人任せで治っても

またケガした、
ちがう痛みが出てきた、

なんてケースは身体の主体性も
自立心も衰えてきた表れです。

強いマッサージじゃないと効いた気がしない!
なんて人もまさにそうですね。
では次回は、
2つめの理由、 我流、セルフケアを頑張る
ことについてお話します。
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Posted by 西川菜緒子